旧Rフェイススタジオ出張所

ゲームや配信のお話。

【ニコ生】新配信(β)は現状使うべきではない

こんにちは、こうたです。

 

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ニコ生新配信(β)が開始されてから数か月が経ちました。最初は100枠のみだった新配信も現在では600枠まで増枠されました。ニコ生全体の放送枠が2000~5000程度ですので、割と新配信の枠を取れるようになり、使用している人も増えているかと思います。

 

ちなみに過去にはこんな記事を書いてます。

 

さて、タイトルに「現状使うべきではない」と書きました。普段はあまりネガティブな記事は書かないようにしているのですが、上記のまとめを参考にしてくださっている方もいらっしゃるので書かせていただきます。

 

何故現状使うべきではないか、それは

 

ユーザーが細かく設定しても意味が無く、画質は通常配信以下だからです。

 

新配信(β)では、総合ビットレートが、384kbpsから1Mbpsに大幅上昇しています。基本的に、ビットレートが上がれば上がるほど、画質は向上します。

じゃあ普通に考えれば画質が向上するもんなんじゃないの?と思うわけですが、ニコニコ公式のニコニコインフォの視聴ビットレートにはこの様に書かれています。(以下引用)

時間帯と視聴ユーザーの会員状態によってビットレートが異なります。
・通常:1Mbps
・エコノミータイム(17時〜3時)
 :プレミアム会員:768kbps
 :一般会員:384kbps

 

スマートフォン視聴時の視聴ビットレートはこれまで通りとなります。
※「新配信(β)」で放送された番組であってもタイムシフトの視聴ビットレートはこれまで通りとなります。
※プレミアム会員であっても放送者の設定によっては上記の画質にならない場合があります。

 新配信ではエコノミータイムと言う時間帯が設けられており、その時間帯はビットレートがプレミアム会員でも768kbps、一般会員では384kbpsに強制的に下げられてしまうのです。それでもプレミアム会員なら通常配信よりビットレートが高いから綺麗になるんじゃないの?と思うかもしれませんが、そうではありません。

ビットレートが下げられるすなわちエンコードされると言う事です。

新配信では仕様でユーザーから送信した映像を、サーバー側で再エンコードして配信するようになっています。

 

ニコニコの新システムについては、下記にて確認することが出来ます。気になる方は一読してみてください。新配信を実施するにあたって、大幅な改善がなされていることが分かると思います。

第2回 大量トラフィックを支えるインフラ~独自プロトコル,ファイルシステムの実装もいとわない!~:ドワンゴのエンジニア魂|gihyo.jp … 技術評論社

 

今現在新配信を試用している方は、もちろん、1枠延長が無料と言う点も大きいかと思いますが、一番は画質向上を気にしている方が多いかと思います。

OBSやXsplit、FFMPEG等を活用し、自分好みの画質になるよう調整されている人が多いかと思います。しかし、サーバー側で再エンコードされるとなれば、全て無意味です。現状、どういった設定で再エンコードされるかの詳細は公開されていません。そのため、サーバーの再エンコードに最適なエンコードの設定を見つけるには、トライアンドエラーをするしかありません。正直言って無駄な行為です。

上記の記事の様に、根本から変える改善を行っているだけに、とても残念ではあります。

 

そんなことをしなくても、画質がきれいでラグも少ない、BEAMと言った配信サイトも出てきていますし、YoutubeやTwitchなど他にも優れた配信サイトがあるので、試してみてはいかがでしょうか。

 


 

【ゴーストリコンワイルドランズ】 プレイスタイル一覧

こんにちはこうたです。

 

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メニューのロビーから、自分のキャラクターを選択し、プロフィールを表示すると、右上にプレイスタイルと言うのが表示されます。実はこれ、自分の行動に合わせて変わっていきます。

例えば上記のスクリーンショットの場合、サイレントではなく、タクティカルで、中距離の立ち回りが多いグラントになっています。基本的には「サイレントであるか」「タクティカルであるか」「距離」の組み合わせでプレイスタイルは変わっていくようです。

 

なお、タクティカルはドローンを使用すれば上昇するようです。

 

SteamユーザーのEnsArTRance氏が、プレイスタイルを一覧にしてくれました。


引用させていただきます。

Silent?
Tactical?
Range?
RESULT
YES YES Close RAIDER
YES YES Medium COMMANDO
YES YES Long RANGER
YES NO Close HEADHUNTER
YES NO Medium GURKHA
YES NO Long SCOUT
NO YES Close GUNSLINGER
NO YES Medium GRUNT
NO YES Long OVERWATCH
NO NO Close RAKKASAN
NO NO Medium MARAUDER
NO NO Long MUSKETEER

 

 参考になったらEnsArTRance氏の記事にレートしてください。

 

 

 

【PSDLE】 PSストアのダウンロードリストに検索やカテゴリ分け機能を追加するPSDLE

こんにちは、こうたです。

 

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PSストアはPSPPSVitaPS3PS4が統合されていて、今まで購入したアイテムや、フリープレイのゲームをいつでもダウンロードすることができ、とても便利ですよね。とても便利なのですが、いまいち自分が何を所有しているのか把握することが出来ないのが難点です。ダウンロードリストを見ると今までに購入したゲームがずらーっと並んでいるだけです。

 

そこで、そのダウンロードリストに検索機能を追加し、機種ごとや、カテゴリ毎(ゲーム、DLC、テーマなど)に表示するなどの機能を追加してくれる「PSDLE」を紹介します。

 


機能(公式ページより翻訳)

  • ダウンロードリストを見る、ソートする、フィルタすることができます。
  • 簡単にVitaをサポートするコンテンツを見ることが出来ます。(Vitaを所有していなくても見ることが出来ます。)
  • PS TVに対応しているかどうかを確認することが出来ます。(ただしアメリカストアのみ)
  • PS+をサポート。(PS+で取得したフリープレイのゲームを確認することが出来ます。有効化されたPS+アカウントが必要です。)
  • ダウンロードキューサポート。(アイテムをあなたの好きな機器に簡単に送ることが出来ます。)
  • ダウンロードリストをエクスポート。(無限のカラムとプロパティで出力することが出来ます。CSVフォーマットで出力されます。)
  • モバイル対応。
  • 軽い、ポータブル、堅牢。
  • オープンソース

有効化するには

PSDLEはいくつか使用方法が用意されています。

直接

一番簡単な方法です。ただし毎回張り付けるのがめんどくさいかも。

  1. 下記のコードをコピーします。
    javascript:$.getScript("//repod.github.io/psdle/psdle.js");void(0);
  2. ブラウザでPSストアに移動します。
  3. ブラウザーのアドレスバーの文字列を削除し、先ほどのコードを貼り付けます。
  4. この時貼り付けられたコードがjavascript:から始まっているのを確認してください。もしなければ追加してください。
  5. エンターキーを押します。
  6. PSDLEが有効化されます。

ユーザースクリプトを使用する

少々上級者向けです。Greasemonkeyや、Tampermonkeyを使用しているユーザー向け。

  1.  Greasemonkey(Firefox)Tampermonkey(Chrome)、か同等のソフトウェアをインストールします。
  2. PSDLEユーザースクリプトをインストールします。
  3. PSストアに移動します。
  4. PSDLEが自動的に有効化されます。 

ブックマークレットを使用する

毎回コードをコピーするのはめんどくさいけど拡張は入れたくない人向け。

  1. このリンクをブックマークします:PSDLEを起動
  2. PSストアに移動します。
  3. ブックマークから先ほどのブックマークを選択します。
  4. PSDLEが有効化されます。

拡張を使用する

もうめんどくさいからワンクリックで使いたい人向け。Chromeのみです。

ここから拡張をインストールします。

 

使用方法

さて、先述した方法で、有効化すると、PSストアの左下あたりに、PSDLEのロゴが表示されるようになっているはずです。

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クリックするとこのようなメニューが画面上部に出てきます。

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使用するAPIを選択することが出来ます。なんのこっちゃわからないと思いますので、全て有効化しておくことをお勧めします。もし、使用している際に起動に時間がかかる場合、CATALOGだけオフにしておきましょう。

また、言語リストから言語を選択することが出来ますが、日本語は現在ありません。(翻訳を公式に送ったので、採用されれば日本語が使えるようになるかもしれません。と思ったら採用されてました!!ありがとうございます!!

と言うわけで、日本語 (ja-jp)を使用しましょう。

Startを押すと、ダウンロードリストの読み込みが開始されます。CATALOGを有効化している場合、少し時間がかかるので待ちましょう。

 

読み込みが完了すると、この様な画面になります。

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Searchのところに探したいゲームを入力すれば、検索することが出来たり、上部にあるPS1、PS2PS3などのチェックボックスをオンオフすることにより、ダウンロードリストをフィルタすることが出来ます。

また、EXPORT VIEWをクリックすれば、現在表示されているリストをCSVとしてエクスポートすることができます。エクセルで管理したいなどの場合、おすすめです。

 

最後に

個人的にはゲームのジャンル毎(アドベンチャー、アクション、RPGなど)に表示してくれたらもっと良いなって思うのですが、現在その機能は無いようです。

もちろんオープンソースなので自分自身で拡張することが可能です。拡張できればしてみたいですね。(実は別に同じようなソフトを作ろうとしてました…。)