【マインクラフト】 v1.11がリリースされたのでどのサーバーソフト使えばいいか
こんにちは、こうたです。
マインクラフトの新バージョン「1.11 Exploration Update(探検アップデート)」が公開されましたね!
更新内容は、「まいんくらふとにっき」さんのこの記事を見てもらうとして・・・
どのサーバーソフトウェアを使ってサーバーを構築していこうかと言うお話です。
もちろん、ヴァニラと呼ばれる、Mojangが公式でリリースしているサーバーソフトウェアを使えば問題はありませんが、サーバーを管理する上で、以下の二点が気になるはずです。
- Bukkitのプラグインに対応しているか
- ForgeのModに対応しているか
Bukkitのプラグインと言えば「Dynmap」でリアルタイムマップをウェブ上に公開したり、Lockette等でプライベートなチェストにロックをかけられたり、MCBansと言った不正者に対してBANする/チェックすることができるプラグインなどが挙げられます。身内のみでプレイするならばそこまで気になりませんが、不特定多数のプレイヤーを相手にサーバーを運営している場合、どうしてもこういったプラグインが必須になってきます。
Spigot バニラの状態でプラグインを使用したい場合
そこで、v1.11で使えるのが、現在メインストリームであると言える、マインクラフトのサーバーソフトウェアです。
Bukkit及びCraftbukkitに互換性があります。プラス、様々な調整が行われていて、大多数のプレイヤーが参加してもラグが少なく、かつサーバーを管理する機能が豊富と言う致せりつくせりなソフトウェアです。
変更点
こちらで1.11対応のロードマップが示され、
先ほど1.11版がリリースされました。
さらに、開発者向けには、Bukkit API 1.11のドラフトが公開されています。(ドラフトとついていますが、多分リリース版でもこの仕様になっているはずです。)
この中でもサーバー管理側として気になる点は、以下の2点です。
- いくつかのエンティティIDが変更されました。古いプラグインに可能な限り対応したつもりですが、動かない場合があります。その場合はプラグインをアップデートする必要があります。
- SQLiteドライバーが3.14にアップデートされました。互換性はあるはずですが、ダウングレードできない場合があります。
プラグインが1.10.2で動いていたとしても、1.11では正常に動くかどうか、各々チェックする必要がありそうです。また、アップデートする際は戻せない可能性がありますので、必ずバックアップを行ってからにしましょう。
使用方法
Spigotを使用するには、ビルドツールを使用して、ソースコードからビルドする必要があります。
Windowsでビルドツールを使うには、msys2とgitをインストールする必要があります。下記からmsys2インストーラーをダウンロードし、インストールしましょう。
インストールディレクトリにある、msys2_shell.cmdをダブルクリックし、シェルを起動します。
シェルが起動したらまず、パッケージマネージャーのデータベースをアップデートする必要があります。(パッケージとはソフトウェアの事です。pacmanはソフトを管理するマネージャーです。)
下記のコマンドを入力します。
pacman -Sy
これでパッケージが最新の状態にアップデートされたので、次にgitをインストールします。
pacman -S git
これでビルドする準備が整いました。
最新のビルドツールは下記からダウンロードすることができます。
最新成功ビルドの成果物の下にある、BuildTools.jarをクリックしてダウンロードしましょう。
ダウンロードが終了したら適当な場所に置き、下記のコマンドを先ほどのシェルで入力します。
java -jar BuildTools.jar --rev 1.11
上手くいけばこれでビルドが始まるはずです。ビルドは時間がかかりますので、ゆっくり待ちましょう。
こんな感じの表示ができればおめでとうございます。ビルド終了です!
後はいつも通りこんな感じで起動すればOKです。
java -jar spigot-1.11.jar
これは通常のコマンドプロンプトでも先ほどのシェルでも大丈夫です。
Sponge Forgeを使用したModを使用したい場合
残念ながらまだリリースされていません。リリースされたらまた記載します。
SpongeVanillaの1.11バージョンはリリースされています。詳細は下記。